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アマノ ハードフロア専用のロボット床面洗浄機

2019.05.07 14:54

障害物を回避し、清掃作業の効率化と高いクオリティを実現
 清掃ロボットを開発し提供してきたアマノ(横浜市港北区)。ハードフロア専用のロボット床面洗浄機で、昨年10月からは従来よりもセンサーや速度を向上した「EGrobo(イージーロボ)」を提供する。導入すれは清掃業務の効率化実現に一歩近づくであろう。
 アマノ(横浜市港北区)は、ハードフロア専用のロボット床面洗浄機を2014年3月から販売している。昨年10月からは従来よりもセンサーや速度を向上させた清掃ロボットの新製品「EGrobo(イージーロボ)」の提供を開始した。
 「EGrobo」は、床清掃を目的とした自律移動型の清掃ロボット。ユニットに2つのタンクを備え、下部に備えたタンクから清潔な水を放出して洗浄し、同時に洗浄後の汚水を吸い上げてもう一方のタンクに回収する仕組みだ。清掃後の汚れ・汚水残しは無く、高い洗浄力が確保されている。1時間で約1950㎡(最大理論値)を洗浄でき、清掃に係る作業負荷を軽減でき、高い清掃クオリティも維持できる。また自走歩行式床面洗浄機を操作するように作業することで、ロボットは走行ルートや作業内容を学習(ティーチング方式)する。1回の手動作業で、一連の作業内容を記憶して自動運転する仕組みだ。タイマー機能も搭載しているため、運転開始時間をセットできる点も特長である。
 クリーンシステム事業の広岡実氏は「ロボットは安全な自動走行を維持する『超音波センサー』、階段などの段差落ちを検知できる『段差センサー』、更に二重で転落・転倒を未然に防止する『機械式ストッパー』などの各種安全性を意識した機能を付属しています。万が一接触しても『バンパーセンサー』で衝撃を大幅に軽減するため、物への傷や破損を防ぐ仕組みも搭載しています。また周囲環境を三次元でモニタリングし、ロボットの位置や方向を正確に認識できる点も特長です」と各種メリットについて語る。
 実際、予め設定した走行ルートに物が置いてある、周辺環境の模様替えなども珍しくない。「EGrobo」は周辺の環境を三次元で把握することで状況の変化を認知し、かつルート上の障害物を回避して走行する。Uターン可能な通路幅も従前よりコンパクトになったため、物への接触は回避しつつ、変らない清掃クオリティを実現した。
 更に稼働状況をメール送信する機能も持つ。離れた場所に居ても正常に機能しているかどうかが把握でき、万が一ロボットが停止した場合でも管理者にメールで報告されるシステムだ。広岡氏は「大規模オフィスビル・商業施設の管理会社やメンテナンス会社、また工場などへの導入に適しており、人手不足解消を目的に採用する事例も増えてきています。中には清掃作業を効率化できたことで、終業後の残業時間削減に繋がった工場もあるほどです。清掃ロボットは、清掃業務の省力化や効率化に最適と思います」と語った。


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