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「2018 SELF STORAGE FORUM IN JAPAN」トランクルーム最大のイベント開催決定

2018.11.12 14:54

 ビルオーナーをはじめ、不動産オーナーにはおなじみとなった「レンタル収納スペース(セルフストレージ、トランクルーム)」。従前は一時的な空室の有効活用として導入するケースも見られたが、昨今は長期安定した事業としての導入が進み、中にはテナント貸しよりも高収益となった事例もある。またテナント貸しではないため、一般的な不動産業よりも手間やトラブルは少ない。旧耐震のテナントビルといったリーシング力の低下した物件でも効果を発揮するため、年々その注目度は増している。
 その勢いを更に加速させるイベントとして今月21日、国内最大のセルフストレージのイベント「SELF STORAGE FORUM IN JAPAN」が開催予定だ。場所は「神田」駅北口から徒歩2分に立地する「エッサム神田ホール2号館」。レンタル収納スペース推進協議会と、トランクルーム産業のアジア最大の業界団体「アジアセルフストレージ協会(略称:SSAA)」が中心となって実施する。当日は基調講演として、CBRE(東京都千代田区)リサーチエグゼクティブディレクターの大久保寛氏が「不動産市場の現状と動向」と題したセミナーを10時15分から行うことも決定。不動産オーナーも気になる、不動産市場の現状と今後の動向について有識者から聞ける又とない機会を設けた。
 また、その他にも「セルフストレージビジネスの魅力と展望」や「投資対象としてのセルフストレージ」と題したパネルディスカッションも開催する。パネリストは、セルフストレージビジネスを展開する主要な企業の代表取締役や敏腕営業マンなどが登壇予定。業界の展望などに加え、セルフストレージを活用した成功事例なども聞くことができるかたちだ。
 レンタル収納スペース推進協議会・専務理事の吉田得生氏は「不動産オーナーにとっては、ビルの付加価値向上や収益増加に繋がる情報を入手できる機会ではないかと思います」と語る。セルフストレージに興味を感じた人は、是非この機会を逃さないように会場へ足を運んでは如何であろうか。

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