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東急電鉄、スノーピークなどと共同でキャンプ場のようなオフィスが多摩川に出現

2018.07.16 16:42

期間限定の「自然のなかで働く実証実験」
 東京急行電鉄(東急電鉄・東京都渋谷区)と同社が代表理事を務める研究会組織「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」(東京都世田谷区)、スノーピーク・ビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市・以下スノーピークBS)は、20日から川崎市高津区の東急田園都市線「二子新地」駅近くにある多摩川河川敷で、キャンピングオフィスサービス「CAMPING OFFICE TAMAGAWA」の社会実験を実施する。
 同実験は、「自然の中で働く」という新しい働き方の提案や公共空間の活用を目的に川崎市の協力で実現したもの。
 実験では、アウトドアブランドであるスノーピーク(新潟県三条市)の子会社であるスノーピークBSと連携し、河川敷においてキャンピングオフィスサービスの社会実験を実施。企業に会議スペースを貸し出すことで、オフィスの中では得られないアイディアの着想や、チーム内のコミュニケーションの向上といったワーカーの生産性向上に繋がる効果などを目指すもの。公共空間を利用したアウトドアオフィスは、同社などが主催し、2017年11月に行われた多摩川での実験があるが、いずれも短期間によるもので、長期間での実証実験は国内初の取り組みとなる。

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