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東日本旅客鉄道 エリア外初出店を含む3棟のホテル計画を発表

2018.05.14 10:19

 鉄道会社のホテル事業への進出が活発である。そうした中、JR東日本も積極的なホテル開発に向けた戦略を発表した。観光やビジネス、様々なニーズに対応するホテルとしての役割が期待される。
 東日本旅客鉄道(JR東日本・東京都渋谷区)は、8日に同社では初となるエリア外での出店を含む3棟のホテル開発計画を発表した。
 このうち「ホテルメッツ札幌」は、同社エリア外初出店となるホテル。開業は2019年2月の予定で、地上13階建て、客室数は206室。アクセスは「札幌」駅北口より徒歩2分。
 「ホテルメッツ新木場」はビジネス・観光に利便性の高い新木場に開業する。開業は2019年秋を予定しており、地下1階、地上10階建て。客室数は189室。アクセスは各線「新木場」駅南口徒歩1分。
 「ホテルメトロポリタン鎌倉」は鎌倉・江ノ島エリアの観光需要に応えた客室構成がウリで、総客室数が138室だが、そのうちの9割以上となる125室をツインルームとした。地下1階地上5階建てで、開業時期は2020年春を予定している。アクセスは各線「鎌倉」駅東口から徒歩3分。
 ホテル運営は3棟ともに同社子会社である日本ホテル(東京都豊島区)が担当する。

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