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マルイマ モンゴル新築ビルが開業  きめ細やかな管理で工期通りに

2017.12.04 11:15

 マルイマ(神奈川県横須賀市)が監督した、モンゴルの首都ウランバートルの中小企業向けオフィスビル「PRO―3 SMART OFFICE」が12月オープンした。
 建設地はモンゴルのゼロポイント(中心地)である国会議事堂から約1km北、首都ウランバートルの新ビジネス地区です。18階建てビルの3~16階は中小企業向けの比較的小さい間取りの設計となっている。
 経済成長著しいモンゴルでは人や資材、資金の管理が難しくゼロからビルを建設することは容易ではない。同社ではそれらのリスクを低減するために、毎月スタッフが現地調査に出向き、厳密な品質管理や工程管理を徹底。あわせてVR技術を活用し、日本から現場監督が現地スタッフを遠隔で管理することで、日々の細かい管理を実現した。
 今後は国内で培った技術や海外での建築事例を活かして、事業対象国をさらに広げたいとしている。

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