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PMOシリーズ更に進化 選べるパントリープラン初実施

2017.11.27 12:13

 野村不動産(東京都新宿区)は22日、自社オフィスビルブランド「PMO」シリーズ30棟目となる「PMO京橋東」において企業のワークスタイルに合わせてパントリーの形状を選択できる「パントリー(給湯室)セレクトプラン」を導入する。シリーズ初の取り組みとなる。

 パントリーセレクトプランは働き方が多様化し、オフィスビルに求める企業のニーズが日々変化している中、各企業に合わせてオフィスビルの仕様をフレキシブルに設定、またワーカーのコミュニケーションの醸成等を目指して企画開発された。同社によると「欧米のオフィスビルではワーカー同士を結びつけるマグネット機能として、コミュニケーションをとる空間が重視され、ワーカーの交流を盛んにして知識創造を促すという考えがあることからもヒントを得ている」という。
 中央区八丁堀において開発が進められている「PMO京橋東」ではパントリーの形状を3つのプランから選択できる。「コミュニケーションスペースプラン」は執務空間と一体的な利用ができるようにハイテーブルを設置。「立ち会議」等のスタンディングでの働き方が可能。飲み物を片手に、社員同士の活発なコミュニケーションの場として利用できる。「オープンパントリープラン」はシンクと併せて使用しやすいように、ハイテーブルと収納付の机を設置。業務終了後に社内交流のパーティーや懇親会等で対応する他、日中は軽食をきっかけとした社員同士の交流の場としても利用できる。「リフレッシュスペースプラン」は執務空間と区切られた形でベンチとローテーブルを設置。空間を仕切り、視線の高さを変えることで気分転換できるスペースを演出した。社員のリフレッシュ空間、また気軽な打ち合わせの場となる。
 なお「PMO京橋東」は地上10階、延床面積2106・83㎡、敷地面積279・25㎡。竣工は来年5月予定。

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