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新日鉄住金エンジニアリング 三井不動産より受注の物流施設が竣工

2017.10.16 14:02

 新日鉄住金エンジニアリング(東京都品川区)は10日、三井不動産(東京都中央区)より受注した物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク茨木(MFLP茨木)」の引渡しを行ったと発表した。
 建物は延床面積約24万1900㎡、鉄骨造の地上6階建てで、各階にトラックバースとランプウェイを配したマルチテナント型。建設地は大阪府茨木市の名神高速道路茨城ICの近く。関西圏や日本全国への配送拠点として高い交通利便性を発揮できる立地にある。 新日鉄住金エンジニアリングが手掛けるものとしては過去最大で、同社独自技術の「グリッド設計」による躯体コスト削減や、1階床の鉄骨構造化による省力施工で工期短縮を図った。また積載荷重が変化しても免振性能が影響を受けない免振装置「NS―SSB」を409台採用し、物流施設の重要な機能である荷物保管の安全性確保にも留意した。
 新日鉄住金エンジニアリングでは昨今大型物流施設建設に注力しており、直近10年の受注実績は約210万㎡にのぼる。

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