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住友不動産 「(仮称)外神田一丁目計画」着工 オフィス・商業2棟同時開発

2017.09.11 13:26

 住友不動産(東京都新宿区)は東京都千代田区外神田1―9―4ほかと同外神田1―24―1ほかの2敷地において業務棟・店舗棟の建物本体工事に着手した。
 同計画は「秋葉原」駅と「御茶ノ水」駅、「新御茶ノ水」駅並びに「淡路町」駅とのほぼ中間地点に位置し、交通利便性が高いものの計画地周辺地域は敷地の歩道が整備されていない点、身近な緑が不足している点、秋葉原の商業空間への来街者が憩える広場が不足している点などを改善する手法として一団地認定制度および総合設計を用い、建物の高度利用と同計画地に相応しい容積配分を図ることで敷地内にまとまった広さの公開空地と広場を整備し、市街地環境の改善に寄与する。
 施設構成要素は両棟の足元空間に店舗用途を配置し高層部に高機能の業務施設である事務所を配置する。建物は耐震性、耐火性を確保するとともに地球環境や景観形成にも配慮した安全安心な2棟一体性のビルにより地域の活性化にも寄与する計画を目指す。また、業務棟に免震構造を採用し大地震時にも機能維持していく。
 現段階で業務棟は延床面積2万3483㎡、敷地面積2058・45㎡の地上23階建て。商業棟は延床面積676㎡、敷地面積1222・75㎡の地上2階建てとなる。竣工は2019年8月末を予定としている。

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