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東急不動産 多世代交流の拠点を整備

2017.04.17 17:07

 東急不動産(東京都港区)は、分譲マンションとシニア住宅の複合開発を行う「世田谷中町プロジェクト」において、居住者だけではなく地域にも開かれた多世代交流拠点「コミュニティプラザ」を開業した。この「世田谷中町プロジェクト」は東京都の「一般住宅を併設したサービス付き高齢者向け住宅整備事業」の第一号プロジェクトとして開発が進んでおり、「コミュニティプラザ」には地域に暮らす人々の積極的な交流促進と、地域の介護の拠点としての機能が備わっている。
 「世田谷中町プロジェクト」では、子育て期から高齢期に至るまで多世代の人々が交流し気持ちよく暮らしていくための住環境を創造するために、東急不動産の分譲マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」による70年の転定期借地権付き分譲マンションと、同社のシニア住宅「グランクレール」を一つの街に開発し、更に両施設の居住者だけではなく地域にも開かれた多世代交流拠点として「コミュニティプラザ」を併設している。「世田谷中町プロジェクト」ではコミュニティサロンやカルチャールーム、認可保育所の設置、東京都市大学との産学連携などの取り組みで多世代交流の実現を目指すとともに、地域包括ケアの拠点として看護小規模多機能型居宅介護事業所と定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所を開業することで、地域住民の介護にも携わり多様な暮らしを実現するとしている。

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