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ビルオ　ビル・マンション所有者向けウェブサービス　

2016.05.30 12:12

欧米型サステナブル社会実現と「所有者の自立」を目指す
　ビルオ（東京都渋谷区）は１６日、ビル・マンション１棟所有者のためのウェブサービス「ビルオ」をリリースした。ビル・マンションを単なる投資・管理・賃貸売買の対象としてではなく「受け継ぐべきファミリー資産」と位置づけ、メンテナンスしながら保有不動産を受け継ぐために必要な「情報」、「コミュニティ」、「業者・専門家選び支援」に資する３つの機能を「町内会費程度」の料金で提供する。　
　利用対象となるのは１棟ビル・マンション所有者とその家族、管理関係者など。建物老朽化に悩みを抱える中小企業の自社ビル等も対象となる。提供する機能として、ビル・マンション１棟所有に関係する８つの分野（建物設備、建物管理、内装・共用部、賃貸、税と会計、土地と建物、権利、不動産経営）５８カテゴリーから情報を提供する。各業界団体、官公庁、業界第一人者等が一般に知ってもらう目的で公開している情報を厳選し、許諾を得て掲載。１９日時点で３６の情報提供元から７００以上の記事を掲載している。また、オーナー系会員専用のコミュニティ上のスレッドにて、匿名制でビル・マンション所有の悩みや抱える問題、他では言えない所有者ならではの愚痴など本音のやりとりができる「コミュニティ」機能、ＴｏＤリスト、情報収集、メンバー間チャット、業者・専門家の比較検討、外部業者・専門家とのメッセージ機能がワンストップで利用できる「業者・専門家選び支援」機能を提供する。経験豊富な専門家がプロジェクトの質問に答えるコンシェルジュサービスも用意している。　利用会員は３つのコースがあり、月額利用料金は１０００円～４０００円（税別）。