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飯野海運 国内屈指の環境配慮型ビル 東京都環境保護条例「トップレベル事業所」に認定

2016.04.04 14:19

 飯野海運(東京都千代田区)は先月29日、保有・管理する「飯野ビルディング」が東京都環境確保条例における平成27年度「優良特定地球温暖化対策事務所(トップレベル事務所)」に認定されたことを発表した。
 トップレベル事業所とは、東京都が条例に基づき推進する地球温暖化対策において、CO2排出量削減に向けた管理体制、建物設備性能及びその運用の推進の程度が極めて優れた事業所に対して認定され、CO2排出量の削減義務率が2分の1に緩和される。
 地上27階地下5階塔屋2階、延床面積10万3826・88㎡を誇る同ビルは平成23年10月に竣工。高い環境性能と快適性を同時に実現するビルとして、省エネ効果の優れた高効率の設備を導入しているほか、日頃よりテナント各社の協力を得て、ビル一体となった管理体制の下、CO2排出量の削減に向けた効率的な設備運用に努めてきた。また、認定に先立ち、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)のSランク認定、米国の環境対応評価システムであるLEED2009―CIのプラチナ認定(27階の同社事務所フロア)、日本政策投資銀行のDBJ Green Building認証のSランクなど、環境配慮に特化した各認証のほか、一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブによる生物多様性に配慮した施設としての「いきもの共生事業所R」認証も取得している。
 同社は「今後も『飯野ビルディング』がそのコンセプトである『100年先にも愛されるビル』となるよう、きめ細やかな管理・運営を継続実施し、当社の行動憲章の一つである『環境保護』に積極的に取り組んでまいります」としている。

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