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和光産業 ワスクル・クリーンクリーニング 低CO2川崎ブランド認定

2016.03.07 12:35

 和光産業(川崎市川崎区)は、2月18日「川崎とどろきアリーナ」での国際環境技術展で、CO2排出量を削減するビルクリーニングの新技術「ワクスル・グリーンクリーニング」として川崎市よりブランド認定を受けた。「ワクスル・グリーンクリーニング」は、床清掃の際の水や電気の使用量を抑えるとともに、塗布したワックスを水で研磨して管理し、排出したワックス廃液を凝集・乾燥処理して、嘔吐物凝固剤などに再利用するビル清掃サービス。洗剤・剥離剤を使用しないので、作業中の転倒事故を防止し、作業効率の向上とあわせてコストの低減も実現した。平成27年度に環境省の助成を受けて、ビル清掃として初めてとなるカーボン・オフセット制度の認証を取得している。
 同社は今後、この技術を普及する目的で、一般社団法人「床ワックスをリサイクルする会」を設立し、来月5~6日「ビルメンテナンスフェア東京2016」に出展、5月25日にビルメンテナンス会館にて、床材を保護するコーティング剤の塗布から廃液のリサイクルまでの一連の技術の講習会を開催する予定だ。

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