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<物流>GROUND 「インテリジェント・ロジスティクス」構築を目指す

2016.02.01 12:25

インドのGreyOrange、アビームコンサルティングと資本業務提携・戦略的業務提携を締結
 GROUND(東京都江東区)は先月27日に事業説明会を開催し、インドの最先端ロボットベンチャー企業であるGreyOrange(グレイオレンジ)との間で資本業務提携を行う一方、日本発のグローバルコンサルティングファームのアビームコンサルティング(東京都港区)と戦略的業務提携を行い、本年より「インテリジェント・ロジスティクス」の創造を本格的に展開する。
 「インテリジェント・ロジスティクス」とは、Eコマースの劇的な成長に伴い、複雑化・高度化する物流オペレーションに対して、物流という領域にロボットやAI(人工知能)のテクノロジーをハイブリッドさせていく新たな概念である。
 GreyOrangeが開発した自動搬送ロボット「Butler(バトラー)」を日本市場へ展開していく。1ユニット7台で構成され、事業規模が拡大するごとにユニットを増やすことができる。最初から多額の投資を行う必要がない。すでにアパレル業界におけるEコマースシステムサービス事業のリーディングカンパニーであるダイアモンドヘッド(東京都港区)から国内第一号の導入案件として受注を獲得しており、今春には同社が運営するEコマース業界向け物流センターでの稼働開始を予定している。また「インテリジェント・ロジスティクス」の創造を加速する主要なソリューションとして、「クラウド型物流業務フロー可視化ソフトウェア」および「クラウド型入荷管理ソフトウェア」の開発に着手しており、このうち「クラウド型物流業務フロー可視化ソフトウェア」については、今夏の発表を計画している。
 代表取締役社長を務める宮田啓友氏はバトラーについて「すでに引き合いが非常に多く、中国にも現地法人を立ち上げて生産体制を確立する」としている。

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