週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

伊藤忠都市開発 高効率な収納設備を開発 新築分譲マンションに初導入

2016.01.18 14:32

 伊藤忠都市開発(東京都港区)はインブルーム(東京都港区)との協働により、部屋を「楽に、簡単に、美しく保つ」ことを目指した収納空間「美RAKU・CLOSET(ビラク・クローゼット)」を共同開発し、昨年12月より契約開始。14日に現在開発中の「クレヴィア文京本駒込」(総戸数39戸)に初導入することを発表した。
 一般的に、住戸面積が小さい1LDKや2LDKのプラン設計においては、部屋の広さ(畳数)を確保した結果、収納スペースの面積が少なくなる傾向がある。不足しがちな収納の量を少しでも増やし「整理・整頓された居住空間で快適に暮らしていただきたい」という想いから、整理・収納サービスを手掛けるインブルームと共に「高効率な収納の開発」に取り組んだという。収納面積に上限があるため、内部の収納効率を高め、片付けやすさを追求。インブルームのノウハウを活用して各部屋での生活に必要な「モノの量」と「モノを収納すべき場所」を洗い出し、設計段階から収納物と収納位置の最適化を図ったことで、収納スペースの上下・前後の空間を無駄なく最大限活用できる。
 また「クレヴィア文京本駒込」には、伊藤忠都市開発オリジナルの収納ソフトサービスである「Hi―Co―S(ヒコス)」と「ワン・モア・クローゼット」も導入。引越し時のモノの仕分けから入居後の衣類の保管まで、お客様の「収納」をトータルにサポートするサービスを用意している。

PAGE TOPへ