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NTT都市開発 米国ワシントンD.C.でオフィス取得

2016.01.11 17:15

 NTT都市開発(東京都千代田区)は6日、同社が平成25年10月に立ち上げた米国現地法人UD USA Inc.を通じ、ワシントンD.C.でオフィス・商業ビル「1015 18th Street」を取得したと発表した。ワシントンD.C.での初の取得案件であり、米国での取得は6件目となる。なお、同物件は米国ニューヨーク、ボストン、ワシントンD.C.を中心に豊富な実績を有する現地デベロッパーのNormandy Real Estate Partnersとの共同事業となる。
 竣工は1970年。建物規模は地上11階地下3階。貸付面積は約9847㎡。ワシントンD.C.の中心部に位置し、オフィスの集積するKストリートや地下鉄「ファラガットノース」駅、「ファラガットウェストメトロ」駅の至近に位置し、複数路線を利用可能であることから、交通アクセスに非常に恵まれている。また、周辺には人気の高いレストランが集積する地域、緑豊かなファラガットスクエアパークが存在する等、アメニティに恵まれた好立地だ。 同社によると、今後、既存建物の外壁、エントランス、機械設備等をリニューアルすることで、更なるバリューアップを図り、より魅力的なワークスペースをテナントへ提供する。
 本事業を通じて、米国における事業の収益基盤の強化をはかり、一層の推進・拡大に取り組んでいくという。

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