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新日鉄興和不動産 赤坂一丁目プロジェクト 国際都市東京の「顔」を目指す

2014.11.24 16:42

 新日鉄興和不動産(東京都港区)は13日、事業協力者・参加組合員として参画している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業(赤坂一丁目プロジェクト)」の説明会を実施。永井幹人代表取締役社長と北村俊裕都市開発部長が出席した。
 同プロジェクトは虎ノ門、霞が関、六本木エリアといった主要オフィス街に対して中心地。今後東京五輪に向かって大規模再開発が続く大街区(六本木通り、外堀通り、桜田通り、外苑東通りに囲まれたエリア)の北端に位置し、東京メトロ「溜池山王」駅から地下通路で直結。1万6088・32㎡もの広大な敷地に、延床面積17万5296・99㎡のオフィスを主体とした複合大規模ビルの建設を予定している。建物規模は地上37階地下3階塔屋1階。地下1階~4階まで商業施設、コンファレンス施設を設置する他、6階~36階までオフィスフロア。竣工は平成29年4月を予定している。
 永井社長は「当社の経験・ノウハウすべてを赤坂一丁目プロジェクトに投入していきたい」と抱負を述べた。コンセプトは「世界から選ばれる国際都市東京の顔へ」。
 「霞が関の官庁街に近接する一方、大使館やホテル・文化施設、病院施設、そして外資系企業が多く集積。国際色豊かで、職住近接したゆとりと落ち着きのある『空気感』をもった独特のエリアと考えている。圧倒的に豊かな緑を付け加えることによって、新たな国際都市・東京を象徴するエリアに発展させていきたい」(永井社長)
 事業概要を説明した北村部長は「誰もが住みやすく、働きやすい居心地のよい街づくり」と繰り返し言及したが、最大の特徴といえるのが「豊かな緑」だ。建物の配置位置に工夫を凝らし、六本木通り沿いにビルを配置したことで南東側に日当たりのよいまとまった緑を配置。緑化率50%以上にあたる約5000㎡超の大規模緑地空間を確保。これに加えて、同プロジェクトを起点に環状2号線に繋がる約850mの区道沿道に「赤坂・虎ノ門緑道」を整備する。
 また、安心・安全性にもこだわり、中圧ガスとオイルどちらも使用可能なデュアルフューエル型非常用発電機を採用し、停電時でも最大200時間電力を確保できる。また、各階にテナント用の防災備蓄倉庫を設置。さらに、環境面では中温冷利用空調システム等のハイスペック設備を備え「先導的省CO2ビル」を目指している。既存の地域冷暖房供給会社との連携を進める他、高効率のコージェネレーションシステムを採用。CASBEEのSランクの取得を目指している。


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