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あかりカンパニー 閉めると明るくなる 新概念の「採光ブラインド」

2014.06.23 14:35

 窓は本来、採光という役割をもっている。しかし窓から入る直射光はまぶしく、多くのビルや家庭ではブラインドなどを閉じて遮光している。そうすると今度は明るさが足りなくなり、照明を灯すのである。こうした行動はエコという観点からも、またエネルギーコストという観点からも疑問が残る。
 「そこで当社が開発したのが、光を遮る従来のブラインドとは全く異なる『部屋を明るくするためのブラインド』です」と話すのは、あかりカンパニー(岡山市中区)代表の渡辺勝利氏。同社が開発した「アカリナ」は、日本古来の障子にヒントを得て開発された新タイプのブラインドだ。フラップ部を一般的なアルミではなく特殊な光学フィルム製とし、外からの光が均一な明りとなって室内にひろがる。製品はスタンダードタイプのほか、防炎タイプ、遮熱タイプ、UV対応タイプ、暖かみのある光がひろがる和紙タイプなどをラインアップしており、さまざまな部屋にマッチする。
 「照明コストの削減はもちろん、やわらかな日の光が照らす室内は影もできにくくなり、作業効率の向上にも期待がもてます。また蛍光灯の明りに比べてやさしく暖かみを感じると、医療機関での採用も増えています。さらに室内から映像を投射すれば、窓がスクリーンに早変わり。一種のデジタルサイネージとしても使用できます。窓の機能の原点に立ち返って開発した製品です」(同氏)
 閉めることで部屋が明るくなる、まさにブラインドの概念を覆す製品といっていいだろう。


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