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日本免震構造協会 20周年記念式典を9月に開催する予定

2014.01.27 13:48

 日本免震構造協会は平成26年新春を迎えるにあたり、正会員・賛助会員などを集め、新年賀詞交歓会を16日に「明治記念館」の若竹の間にて開催。同協会の会長である西川孝夫氏が開会にあたり挨拶を次のように述べた。
 「昨年6月に20周年を迎えた当協会では20周年記念事業に取り組んでおり、今年の9月に記念式典を開催する予定になっています。昨年は東北大学で第13回世界免震・制振会議を共催し、多くの来場者に参加いただきました。また、海外からも14カ国60人を超える参加者が訪れ、当協会と技術交流をしたいという申し出があり、期待されていることが分かりました。
さらに国際交流を進めていき、引いては、業界のビジネスチャンスに繋がるのではないかと思っております。国内では免震・制振構造が増えており、高層ビルではほとんどが制振構造となっています。建築基準法が平成12年に改定されましたが、それ以前のビルは規定にあっていないケースがありますので検討を進めていき、免震の健全な普及に注力して参りたいです」(会長 西川 孝夫氏)
 同氏の挨拶終了後、国土交通省の住宅局建築指導課の建築物防災対策室の室長である石崎和志氏による来賓の挨拶をはじめ、日本建築構造技術者協会の会長の金箱温春氏が乾杯の挨拶を実施。同協会の会員であるメーカー、デベロッパー、設計会社など多様な業種が集い、職種を超えた交流が行われた。

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