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バイオメンテック アルミ劣化を復元し光沢のある被膜を再生

2013.07.15 17:24

 植物性バイオ洗剤や特殊コーティング剤の製造・販売、外壁やガラス・サッシの清掃業務を手掛けるバイオメンテック(東京都渋谷区)は、アルミの経年劣化を復元し、光沢のある被膜を再生する「アルミコート」を開発。アルミ製のサッシや手すり、外装パネルなどの汚れを落とし、経年劣化を復元するコーティング事業を開始する。
 アルミサッシなどのアルミ建材は年数が経過すると酸性雨や紫外線、塩害などの影響でアルミの被膜が劣化し、腐食が始まり、最終的にはアルミに穴が開いてしまう。復元するためにはアルミに白サビが発生し始めた段階で再塗装しなくてはならず、劣化が進むと莫大な費用がかかる。そのため、アルミの劣化を復元し、劣化防止を行うことがライフサイクルコストの観点からも非常に重要だ。
 劣化の初期状態であるアルミの表面の塗装が白く褪せてまだら模様になり始めたのを目安に同製品を塗布し、アルミをコーティングすることで劣化を防止。塗り方は簡単。柔らかい布でひと塗りするだけで4時間乾燥させれば被膜が硬化する。また、通常のアルミコートは半艶仕上がりで、アルミに艶を出したい場合は「アルミコートS」を塗布。白くなった表面劣化を隠すことができる。

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