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遠藤照明 照明空間マネジメントシステムを9月から販売開始

2013.07.08 16:31

 遠藤照明(大阪市中央区)は3日、四ツ谷の東京本社にて記者会見を開き、平成25年9月に照明空間マネジメントシステムを発売することを発表した。
 今回発表された照明空間マネジメントシステム「無線コントロールシステム Smart LEDZ(スマートレッズ)」は、最大で一括2000台のLED照明器具を個別制御でき、同社が開発販売する高効率直管型LEDランプ「LEDZ TUBE 160lm/Wシリーズ」と組み合わせることで、約80%の省エネ・節電が可能となる無線調光システムである。制御には無線システムを採用していることから、信号線工事が不要となり、器具交換工事のみで既存施設に導入することが可能な点も同システムの特徴の一つとなっている。また、無線システムであることから、信号線価格や工事時間短縮も可能となり、導入コストの大幅削減を実現。設置環境についても百貨店・ショッピングセンター・商業施設・オフィスビル・工場など、多様な施設への導入も可能としている。さらに、同システムは今後照明だけでなく、空調や冷蔵ケースの外部遠隔制御やオフィスビルの中央監視制御システムとの連動が可能となるよう機能拡張していく予定。
 「9月に発売する『スマートレッズ』は、今後の光のあり方や考え方を変革させる画期的な照明空間マネジメントシステムです。操作においては、専用のタッチパネル式のタブレット型コントローラーやスマートフォンなどのモバイル機器を活用し、簡単な操作でLED照明器具1台1台を制御することが可能です」(代表取締役専務取締役 遠藤 邦彦氏)

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