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東芝ライテック 新型高効率照明をコンビニに設置

2013.02.11 17:30

 1本のランプで色温度を変化させることができるLED照明器具と、透過型片面発光パネルを採用した有機EL照明器具、両製品の試作品がコンビニエンスストア「ファミリーマート船橋金杉店」に設置される。
 今回設置される照明器具は東芝(東京都港区)が独自開発し、東芝ライテック(神奈川県横須賀市)が設置を行う。有機EL照明は触れても熱くなく、目に優しい柔らかな明かりが特長。店内窓際のカウンターテーブルに沿って設置。消灯時はガラス窓のように透過して見え、点灯時には店内側だけが発光するため、窓から差し込んだ日差しが店内を照らしているような雰囲気になる。
 LED照明器具は、1本の直管形LEDランプで色温度を変化させることができる。制御機器と組み合わせることにより、時間帯や天候に応じて色温度や明るさを変化させるといった演出が可能だ。ランプ単体で120ルーメン/Wという高効率で、約20%の消費電力削減を実現している。

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