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東日本旅客鉄道 丸の内駅舎復原・八重洲口第二期開発の竣工時期発表

2011.09.12 11:28

東京の風格ある都市空間の形成に貢献 「ノースタワー」の二期竣工は平成24年8月末  東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)では、JR「東京」駅周辺地区の都市空間整備を「Tokyo Station City」として推進しているが、丸の内駅舎の保存・復原工事の施設開業予定時期、ならびに八重洲口開発の第二期工事の竣工予定時期がそれぞれ決定したと発表した。
 国の重要文化財である丸の内駅舎については、平成19年に工事着手して以来、駅の機能を維持しながら保存・復原工事が行われてきた。復原後の駅舎は既存の駅舎と同様に、主に駅施設、ホテル、ステーションギャラリーとして使用され、快適性を併せ持つ歴史的建造物として、東京の風格ある都市空間の形成に貢献するとしている。なお、駅施設の開業は平成24年6月、東京ステーションギャラリー、東京ステーションホテルなどの施設は同年10月の開業を予定している。
 また、「東京」駅の八重洲エリアでは、第一期工事(「グラントウキョウノースタワー」一期、「グラントウキョウサウスタワー」)が平成19年10月に完成し、現在第二期工事として「グラントウキョウノースタワー」二期、中央部・グランルーフ及び八重洲口駅前広場整備が進められている。百貨店などで構成される「グラントウキョウノースタワー」二期部分の施設規模は地上13階地下3階。店舗面積は約1万3800㎡となっており、開業済みの「グラントウキョウノースタワー」一期部分と中央部・グランルーフを含めた延床面積は約21万2000㎡となる。なお、「グラントウキョウノースタワー」二期の竣工は平成24年8月末、中央部・グランルーフの竣工は平成25年秋を予定している。

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