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住友商事 湘南辻堂プロジェクトの核テナントが決定

2011.03.14 18:01

総店舗数約280店舗で地域最大の大型商業施設 ZARAやロフトなどエリア初出店となるテナントも
 住友商事(東京都中央区)と住商アーバン開発(東京都中央区)は、神奈川県藤沢市、JR「辻堂」駅北口周辺地区都市再生事業である湘南CーX(シークロス)の複合都市機能ゾーン(Aー1街区)において、地域最大級の大規模商業施設「湘南辻堂プロジェクト」の開発を平成23年11月の開業に向けて推進しており、3月9日にすでに導入が決定してる大型各店舗の「サミット」、「109シネマズ」に加え、新たに12の核店舗が決定したことを発表した。
 同プロジェクトは、JR東海道線「辻堂」駅と直結し、地上4階(一部5階建て)総店舗約280店舗と地域最大級の商業施設開発である。開発コンセプトは「湘南ライフコア~豊かで落ち着いた上質な毎日~」としている。  今回の入居が決まったテナントは、「KEYUCA」、「ユニクロ」、「ZARA」、「無印良品」、「Gap/Gapkids」、「ロフト」など12店舗。「KEUCA」、「ZARA」、「ロフト」などは湘南エリア初出店となる。
 「湘南辻堂プロジェクト」は、「湘南CーX」の複合都市機能ゾーンにおいて、住友商事とGICリアルエステート(シンガポール政府不動産投資公社)が共同で開発を推進している大型商業施設。
 この「湘南CーX」とは、関東特殊製鋼の工場跡地における大規模複合都市整備事業であり、約25haの広大な土地に商業、産業拠点、住宅、医療施設等を一体的に整備する大規模複合都市整備事業となる。商圏人口は、3km圏約20万人を中心に、10km圏約119万人を予測している。

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