週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

京阪神不動産 西心斎橋計画予定データセンタビルが着工 LED照明導入等環境配慮も

2010.06.07 17:26

 京阪神不動産(大阪市中央区)は6月1日、大阪市西区において計画を進めていた「京阪神不動産 西心斎橋ビル」の建築工事に着手したことを発表した。
 「京阪神不動産 西心斎橋ビル」は、大阪にて都心型データセンタービルとなる。同社はこれまでのデータセンタービルの集大成とするべく、免震構造の耐震性能をさらに高めるとともに、電力供給についても、大手データセンター事業各社のハイレベルな要求に対しても十分に応え得る、大容量かつ高い信頼性を確保している。
 また、データセンターの構築・設備増設時の作業効率に配慮した様々な工夫も盛り込んでいる。さらに、同ビルは時代の要請であるLED照明の採用や壁面緑化等のたいさくにより、環境に優しいデータセンタービルを目指すとしている。
 計画の概要として、敷地面積2119㎡、延床面積1万8066㎡予定、貸室面積1万2370㎡。規模は地上10階地下1階となっている。竣工は平成23年12月を予定している。
 同社は今後も、豊富な経験に基づく数々のノウハウを生かした大規模都心型データセンタービルを提供することにより、クラウドコンピューティング時代を迎えてますます高まるデータセンター需要に応えていくとしている。

PAGE TOPへ