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日本土地建物 「日土地御徒町ビル」の建替えが完了し竣工式実施

2010.03.22 12:45

縦のラインを基調とした先進的なビル外観 サミットで使用された太陽光パネル再利用
 日本土地建物(東京都千代田区)は19日、平成20年から建替えを進めてきた台東区台東の「日土地御徒町ビル」について、竣工式を執り行った。
 同ビルは昭和通りに面し、JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅、東京メトロ日比谷線「仲御徒町」駅に近い交通至便な立地となっている。物件の規模は地上10階地下1階、敷地面積約820㎡、延床面積約7150㎡で、1階部分は店舗、2~10階はオフィス空間となっており、天井高2・8mの広々とした執務空間である。ビル外観は縦のラインを基調とし、正面には全面ガラスサッシとメタルフレームを採用。環境・省エネ対策としては、西面のガラスの一部に「洞爺湖サミット国際メディアセンター」で使用された太陽光パネルの再利用による設置、断熱性能の高いLOWーEガラスを採用するなどにより、「東京都建築物環境配慮指針」の評価基準であるPAL削減率、ERR共にレベル2を確保している。
 なお、同ビルの2~10階には東京センチュリーリースグループ、1階にはセブン―イレブン・ジャパンの入居が決定しており、満室での竣工となった。

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