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大阪市 「水都大阪」に川の駅はちやんけが誕生 情報発信機能とレストラン併設する

2009.07.27 17:18

 「水都大阪」再生のシンボルとして、大阪市中央北浜にて開発が進められてきた「『川の駅』はちやんけ」が23日完成し、当日、大阪府橋下知事や大阪市比良松市長らが出席する記念式典が行われた。
 かつて淀川舟運の港であり、熊野街道の起点でもあった「八軒家浜」が存在した同地に、大阪市と民間企業などが共同で建設をすすめる、水陸交通の結節する「川の駅」を設けることで新たな賑わいを創出するねらいだ。
 同施設には船着場の管理運営機能のほか、八軒家浜の歴史・文化や環境等の情報発信を行うスペースと、ウェディングにも対応可能なレストランが配されており、施設の営業開発は8月1日からの予定。
 大川に面した地上1階と地下1階部分の施設は、どの場所からでも河野風景を楽しめるように設計されており、水辺とのつながりが意識されている。なお、地下1階に面した川沿いの遊歩道には、階段状の雁木(がんぎ)」の工事も進められており、小型のボートなども着岸できる構造となる予定。

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