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三鬼商事 都心5区平均空室率6・79%と上昇する

2009.05.11 10:26

 三鬼商事(東京都中央区)は東京(都心5区)の最新オフィスビル市況を発表した。
 そのレポートによると東京ビジネス地区の4月末時点の平均空室率は6・79%となっており、これは前月比で0・74ポイントを上げた。また、4月は都心5区全体でこの1カ月間に空室面積が約5万2000坪増加したとのことである。
 一方、東京ビジネス地区の4月時点の平均空室率は前年同月比3・76ポイント上げている。平均空室率は平成20年の2月末から15カ月連続で上昇しており、今春はテナント企業のオフィス縮小の動きが相次いだ影響によって平均空室率の上昇傾向が強まったという。空室面積においても4月末時点で45万8323坪となっており、前月に比べて5万2399坪増加している。

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