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南海都市創造 南海難波駅近くにサービスアパートメント開業 世界各国のビジネスマン及び家族の宿泊狙う

2009.04.20 17:41

 南海グループの南海都市創造(大阪市中央区)は、南海難波駅そばの位置に、世界11カ国のワールドワイドで展開するFrasers Hospitality Pte Ltd(フレイザーズホスピタリティー社)との業務提携による、大阪府では初となる本格的な中長期滞在者向け宿泊施設(サービスアパートメント)「フレイザーレジデンス南海大阪(仮称)」の建設を計画している。着工は4月20日を予定。
 フレイザーレジデンス大阪は、国際級シティホテルのツインルームやスイートルームに匹敵する面積の3タイプの客室と、ジム・サウナ・ビジネスセンターなどのサポート施設、さらには客室清掃やレセプションスタッフによる各種インフォメーションサービスなどの利便性を備えるとともに、中長期滞在利用の特性を踏まえて、サービスの効率化を図ることで、宿泊客への高いコストパフォーマンスの提供が可能になるという特性を持った、新しい形態の宿泊施設である。
 同物件の敷地面積は1233㎡。RC造で地上13階建ての同物件は、延床面積7670㎡で、114の客室を備え、駐車場も21台分確保されている。
 施行は大林組・南海辰村建設共同企業体が担当し、平成22年8月31日の完成で、同年秋の開業を目指す。主な顧客ターゲットは、アジア地域をはじめとする世界各国からの外国人ビジネスマン及びその家族、さらには国内企業の中長期出張ビジネスマンやその家族に設定されている。

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