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三井不動産 別館を新築し店舗とシネコン誘致 広島市の大型商業施設延床面積9万㎡に拡大

2008.06.16 11:54

 三井不動産(東京都中央区)は、広島市西区草津南に立地する商業施設「アルパーク」において、同施設の増床計画である「(仮称)アルパーク別館」新築工事を、平成20年6月6日に着工した。開業は平成21年4月を予定している。
 具体的な増床計画の内容は、平成2年に開業した「アルパーク東棟」に隣接する「西部埋立第四公園」をはさんだ敷地に、地上4階建ての「(仮称)アルパーク別館」を新設し、新規テナントを誘致するもの。
周辺地域はもとより、広域からの新規顧客の来館も見込み、広島県初出店となるシネマコンプレックス「109シネマズ」のほか、時間消費型・ライフスタイル提案型の大型店舗の出店を予定している。
 「(仮称)アルパーク別館」建築計画概要は、敷地面積約2万66㎡、地上4階建ての規模で、延床面積は約1万7200㎡。地上1・2階が店舗、3・4階がシネマコンプレックスとなる。なお、既存の「アルパーク東棟」においても、今秋リニューアル工事を実施する予定だ。
 増床後の全体概要として、敷地面積は約19万7400㎡、「アルパーク東棟」「アルパーク西棟」「駐車場棟」「新館」「アルパーク別館」の建物が並び、延床面積は全体で約9万200㎡に拡大する。

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