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パーク24 市街地再開発事業所有地に時間貸立体駐車場オープン 地域密着型の駐車場経営目指す

2007.09.10 17:22

 タイムズ(東京都品川区)は、9月6日、横浜市旭区に「タイムズステーションココロット鶴が峰」をオープンした。
 同駐車場は、鶴ヶ峰駅南口地区第一種市街地再開発事業の施設建築物「ココロット鶴ヶ峰」において区分所有するもので、同社が市街地再開発事業に参画して運営する駐車場の第1号物件となった。同社は平成17年に事業に参画した。
 自走式立体駐車場で、3階から5階が時間貸駐車場フロアとなる。相模鉄道線「鶴ヶ峰」駅に直結していることから、通勤者のパーク&ライド利用の需要も見込める。
 電子マネー「PASMO」の利用が可能な清算機を導入した他、当日1日最大料金の設定や、各階に「人」「クルマ」「街」をテーマに地域の園児が描いた絵画をパネルとして展示するなど、地域密着型で親しみやすく、利用しやすい駐車場を目指す。
 同社の市街地再開発事業への参入は、有楽町駅前第1地区市街地再開発事業(東京都千代田区)が初回で、同事業は2件目。一等地での駐車場確保とブランドの確立を目的としており、今後も、こうした事業参画を積極的に進めるとしている。

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