週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.08.07 17:29

■三菱地所、丸の内駐車場を吸収合併
 三菱地所(東京都千代田区)は、9月1日に同社の子会社である丸の内駐車場(東京都千代田区)を吸収合併すると発表した。丸の内駐車場は、昭和32年に設立され、丸の内地区の駐車場管理業務を行ってきていたが、経営効率向上を図り、三菱地所グループ内で事業統合するため、平成18年4月1日をもって駐車場受託管理事業を同社100%子会社である三菱地所ビルマネジメント(東京都千代田区)に事業移管していた。今回、三菱地所を存続会社とする吸収合併方式により、丸の内駐車場は解散することとなる。なお、三菱地所は丸の内駐車場の全株式を所有しているため、合併による新株の発行および資本金の増加は行わないという。

■グローバル・アセット、名古屋支店開設
 グローバル・アセット(東京都千代田区)は、名古屋地域における不動産ファンド強化のため「名古屋支店(所在地:愛知県名古屋市東区東桜二丁目10番1号ヤハギ東桜ビル7階)を開設した。同社では、2005年9月より、名古屋経済圏の不動産投資に特化した、私募不動産ファンド「マルハチファンド」を組成・運用している。名古屋支店では、地域との連携を深め、物件取得力の強化や、アセットマネジメント物件へのきめ細やかな目配りを行うことで同ファンドの更なる成長を目指す。電話番号:052-930-7830、FAX番号:052-937-7829。

■アルデプロ子会社の株式を譲渡
 アルデプロ(東京都新宿区)はアルデプロアセットマネジメント(東京都新宿区)の社名をプラチナアセットマネジメントへと変更したと発表した。これは7月31日付けで、株式を譲渡し、子会社から外れたことに伴い、今回の変更に至ったもの。なお、新会社プラチナアセットマネジメントの代表取締役には大西文明氏が就任する。

■丹青社、建築資料研究者と業務提携
 丹青社(東京都台東区)と、建設産業界の資格教育を手掛ける建築資料研究社(東京都豊島区)は、優秀な内装施工技術者の育成を目的に業務提携を行った。建築資料研究社は、社会人向け建築講座の中で、現場での安全管理や品質管理等を解説する講座を開設し、特に現場新規入場者への知識普及を目指す。また丹青社は、これらの講座への講師派遣や、施工現場の新規入場者に対する導入教育として利用する。

■ビル経営、「ビルソリューションセミナー」開催
 ビル経営研究所(東京都中央区)主催、松下電工エンジニアリンググループ協賛の「ビルソリューションセミナー」が7月26日、14時~16時50分、松下電工東京本社ビルにて開催された。同イベントでは、第1部で建物鑑定代表取締役の佐藤正昭氏が「固定資産税の軽減・還付」をテーマに講演を行い、第2部では、松下電工エンジニアリングSRS営業グループ課長筒井直博氏がセミナー「建物価値を高めるリノベーション」を実施した。なお次回開催は9月26日(火)を予定している。

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