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新日鉄都市開発 平成18年11月の竣工目指し「六門」に着手 地上7階建て・延床面積約3000㎡の商業ビル

2005.11.28 17:33

 マンション・宅地の開発・分譲、地域開発・土地開発を手がける新日鉄都市開発が新たなプロジェクトに乗り出した。郊外型案件を中心事業として進めてきた同社が都心型案件には積極的に取り組んでいくという。
 新日鉄都市開発(東京都中央区)は、六本木交差点の至近において、都心型商業ビル「六門(ROCMONロクモン)」の開発に着手した。
 計画地となっているのは、同社が平成17年7月に取得した六本木交差点から芋洗坂を入ってすぐの、地下鉄「六本木」駅徒歩1分の位置。ビル名は六本木の入口として人々に親しんでもらえる施設となることを願って名付けたものである。
 建物は地上7階地下1階建て、延床面積2962・02㎡で、1フロアあたりの面積は約100坪となっており、平成18年11月の竣工予定。「和」のテイストを表現した建物とすることで、新しい六本木を提案し、ヤングアダルト層をターゲットに、エンターテインメント性の高いアーバンダイニングを提供するという。
 同社は、これまで郊外型の大規模商業開発事業として、大阪府堺市にて、平成16年10月開業の「ダイヤモンドシティ・プラウ」、兵庫県姫路市にて平成16年12月開業の「イオン姫路大津ショッピングセンター」、埼玉県さいたま市にて、平成17年11月開業の「武蔵浦和ショッピングスクエア」等を推進してきており、今後は、同様の都心型開発事業について、積極的に事業展開を図っていく方針だ。

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