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<不動産の新形態>メッツ セキュリティリアルエステート事業を本格化 ASP監視カメラ導入し不動産価値を向上後売却

2005.11.28 17:51

 ASPセキュリティシステム事業を展開するメッツ(東京都港区)は、昨年10月に連結子会社として不動産会社アロンエステートを取得し、「セキュリティリアルエステート事業」を本格化した。
 この事業は、単なる不動産事業ではなく、セキュリティシステム導入により付加価値を高めた不動産物件を扱うというもの。メッツは、従来から独自のASPシステムを利用した監視カメラ画像の一元管理サービスをビル・マンションなどに向け提供してきた。
 「システムは、市販のネットワークカメラや既存のカメラで捉えた画像を、インターネットを通じて当社が管理するサーバーに自動録画するため、煩雑な管理が不要で、自前のレコーダーも必要ないためイニシャルコストを抑えることができます」(藤原氏)
 アロンエステートを通じて取得した不動産にも同システムを導入し、価値を高めた後に売却や運営をすることで事業スピードを加速させる。既に約10件程度の不動産を扱っている。

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