週刊ビル経営・今週の注目記事

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ビル業界往来

2004.07.26 10:28

★岡本太郎展開催
INAXが運営する「世界のタイル博物館」(愛知県常滑市)では、常滑市制50周年記念協賛事業として8月10日(火)~9月30日(木)まで、芸術家の岡本太郎氏の『顔』展を開催している。岡本氏が伊奈製陶(現INAX)でモザイクタイルを制作していたことが機縁であるそうだ。

  ★南千住のビル取得
不動産投資顧問事業を展開するヒューネット(東京都中央区)は、第2号ファンド物件として、足立区南千住の商業ビルを取得した。このエリアの地域性を加味し、馴染み易さを重視したバリューアップを検討している。

  ★社名の由来
不動産会社向けITソリューションを展開しているソフト・ボランチ(東京都新宿区)社名にあたる「ボランチ」とはポルトガル語で舵やハンドルといった意味がある。不動産会社をITの側面から支援するいわば舵とりができればという想いのもと命名されたそうだ。

  ★再出発
オフィスから分譲億ションへのコンバージョンを企画し一躍注目を集めた後楽園の物件が、賃貸住宅へと再コンバージョンしている。有名デザイン事務局のブルースタジオに依頼して早期の満室を期しているという。ちなみに億ションは1室も売れなかったそうだ。

  ★カラオケに次ぐ発明
1999年タイム誌「20世紀、アジアの20人」に「カラオケ発明者」として昭和天皇、黒澤明、毛沢東、ガンジーらと肩を並べて紹介されたこともある井上大祐氏が、新たなヒラメキから天井と照明の快適性・デザイン性を向上させる「ダイスケ・シェード」を開発し、新会社ダイスケ・イノウエを設立した。カラオケに次ぐヒットを狙う?

  ★キャラクター好評
大正12年創業という老舗、設備工事会社の斎久工業が採用した新キャラクターの「Qマン」が話題を呼んでいる。アメリカンコミックから抜け出したようなボディーに「Q」の顔。ニーズのあるところに駆けつける…という設定はおよそ老舗らしからぬもの。周囲からは会社が新しく変わろうとしているのが伝わり好感が持てると好評。

★トランクルーム不足
トランクルーム事業のパイオニア的存在の押入れ産業では、東京都・東銀座のコンワビル地下に31ルームの銀座1号店を設置しているが、去年3月のオープン以来高稼働を実現していることから、今年の8月3日、同一ビル内に2号店(21ルーム)をオープンさせる。周辺にワンルームマンションが次々に建っていることから多くの需要が見込めるという。
 
★オマーン出張
コンクリートの水もれを止める技術を有するバンデックスでは、海外へ進出している日本企業から依頼を受けて海外出張することも多いが、先日訪れたオマーンでは日中の気温が50度近まで上昇し、さすがに作業には困難を極めたという。日本でも真夏日が続いているが、かの国に比べればだいぶましということである。

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