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ライカジオシステムズハンディタイプレーザー距離計発売 建物の測定作業がひとりで可能

2003.02.10 10:24

 計量機器メーカー、ライカジオシステムズ(本社スイス・日本法人文京区)は、2月25日よりハンディタイプレーザー距離計「ディスト」シリーズの上位機種である「ライカ   ディスト・クラシック」の販売を開始する。
 このディストシリーズは、世界初のハンディタイプのレーザー距離計。これにより、これまで巻尺等を使用していた土地・建物の測定調査、設備機器のサイズ確認、レイアウトプラン作成などの作業について、1人で行うことが出来る様になるというもの。特に天井高など、実際に手の届かない場所の測定に大きな威力を発揮するという。
 またピタゴラスの定理を応用した「ピタゴラス機能」を用いることで、壁面積や屋根面積、屋上・袖看板の長さ測定なども行えるという。今回新発売となったクラシックは①10件までの測定値を任意に保存・呼び出しが可能②屋外や明るい場所でも測定対象の視認が可能なファインダー内蔵③液晶ディスプレイに照明が付き、暗い場所でも操作及び読み取りが可能、などの特徴を持ち、より広範囲な作業に対応出来る様になっている。
 測定範囲は20cmから200m。測定誤差はプラスマイナス3mm。単3アルカリ乾電池2本にて1万回の測定が可能となっている。希望小売価格は7万4800円。
 また、レーザーメガネ、三脚用アダプター、望遠鏡式ファインダー、ターゲットプレート、外付気泡水温器などのアクセサリーパーツ類(別売り)も用いることが出来る。

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