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<話題の新商品> TOTO 自動洗浄装置内蔵便器 作動音の静かさも魅力

2000.10.16 14:46

 TOTO(北九州市)は業界初となる自動洗浄システム内蔵式大便器の販売を今月2日よりスタートさせた。洗浄操作なしに自動で便器洗浄が出来ることから流し忘れの防止が可能となるだけでなく、高齢者や身体障害者にとっても使いやすいトイレ空間を提供する事が出来るという。
 従来のトイレでは自動洗浄用の人体感知センターは壁面などにセットされていたが、同商品ではセンサーを大便器の前方斜め部分に内蔵している。これにより人が便器に腰かけている状態でもセンサーが感知し、使用者が便器から離れると自動的に洗浄する。
 また、人体感知センサー及びフラッシュバルブを便器に内蔵したことで施工性についても大きく向上している。
 価格はパブリック用は24万円~26万8000円(税・工事費別)、一般住宅用は24万1000円~26万1000円(同)となっている。
 また、従来のパブリック用トイレでは貯水タンクを用いず直接給水管の水で洗浄するフラッシュバルブ式の大便器が多かったがこの方式は洗浄力が強い一方で、洗浄時の音が大きくなるという難点があった。これに対し同商品ではフラッシュバルブ式を用いつつも定流量弁を採用し、住宅用便器なみの洗浄音約68デシベルの静音性を実現させた。

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