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リスクコンサル協 危機管理の無料ガイダンス開催 東京・銀座で8月22日、9月5日に

1996.08.15 11:16

 企業経営における危機管理の重要性が言われる中、昨年夏の開講以来、ビルオーナーなど多くの参加者を集めている日本リスクコンサル協会(東京・麹町)の「リスクコンサルタント養成講座」の第4回が9月より始まるが、これに先立ち無料ガイダンス」が8月22日および9月5日の両日、東京・銀座の興亜火災銀座ビルで開かれる。
 「リスク」の定義や養成講座の内容、さらには「リスクの防ぎ方、起こってしまったリスクへの対応策」などについて質疑応答を交えながら解説。
 「重要性が増すリスクマネジメントの複雑かつ多様な内容、対策を学ぶ絶好のチャンスです」(浦嶋繁樹協会専務理事)。
 時間はいずれも午後6時30分から2時間。出席者全員にハンドブック「中小企業の危機管理」が進呈される。参加費用は無料だが、席に限りがあるため、先着順で受け付ける。
 その第4回「リスクコンサルタント養成講座」は都内の会場を使って9月21日から12月14日迄のほぼ毎週土曜日、各回午前10時から午後5時30分まで、全12日間36講座72時間のプログラムで行われる。
 講座内容には「PL法対策」「事業承継・相続リスク」「不動産取引にかかわるリスク法務」「リスクファイナンシングとしての生命保険・損害保険」「自然災害時におけるリスクコンサルティング」など、これからのビル経営にもきわめて関連の深い内容が並ぶ。
 定員30名で受講料は25万7500円。ただし8月末までの申込者には5%、3人以上の申込みには10%など、各種の割引システムもある。
 また、同協会では8月24、31日、9月14日の3日間、大阪でも養成講座を行う。東京で昨年以来開いているのが「シニアコース」なのに対して、こちらは「ジュニアコース」。36講義72時間でリスクの基礎が学べる。参加費用は6万1800円。




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