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わが交遊録 赤札堂の小泉和久社長 慶応大学、クラブの後輩 宮沢元首相などゴルフを通じての交際は多彩

1996.04.01 14:25

 昭和24年6月6日生まれの森永副社長は、今年でまだ47歳と、東京2部上場の企業を率いるトップには、若いといえる年齢だ。しかし、森永家の4男として誕生した同氏の場合、生まれながら、父親創業の日新製糖を引き継ぐよう宿命づけられ、幼少期より帝王学を叩き込まれている。そうした状況から、企業の、それも同族会社の二代目とは交友範囲も広く、若手経営陣の集まりも、頻繁に行われていると言う。中でも、学年で1年後輩のアブアブ赤札堂の小泉和久社長とは、学生の頃三日と空けず酒を酌み交わした友人の一人。また森永氏、小泉氏とも、慶応大学商学部卒業と同窓の仲であり、ゴルフクラブでも先輩、後輩の間柄だ。
   「私と小泉社長とは、大学のクラブで付き合いが始まり、卒業後は、仕事上でアブアブ赤札堂に、当社の製品などを納入している関係から、親友が深まりました。特に、ゴルフが共通の趣味であることが、現在までいい関係が続いている大きな要因でしょう」(森永社長)
 森永氏の場合、ゴルフのハンデは3とプロ並みの腕前。それも、その筈、ゴルフを始めたのは、小学校時代からと早く、18歳では前日本ジュニア選手権に優勝するなど、数多くの試合で上位の成績を上げている。また同氏だけでなく、日新製糖の創業者である会長の森永為隆氏と、みなゴルフ好きで、さらに最盛期には、シングルだった強者ぞろい。その為、家族の揃う正月恒例、静岡県川奈ホテルゴルフ場での、ファミリーコンペには、宮沢元首相など著名人が多数参加。毎回、熾烈な優勝争いが展開されているそうだ。




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