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ニュースフラッシュ
1996.02.01 16:08
■リコー三愛MBクラブ研修会開催 元チャンピオン、具志堅用高氏が講演
リコー三愛サービス(遠藤恵司社長)を中心に有力不動産会社約50社で組織するリコー三愛MBクラブでは、1月30日、東京・銀座の銀座興亜火災ビルにおいて1月度の研修会を開催した。今回の研修会の目玉は、元WBA世界ジュニアフライ級チャンピオンの具志堅用高志による特別講演。「カンムリワシ」の愛称で親しまれた具志堅用高氏はプロ9戦目で世界の頂点に立ち、以降13度という最多防衛記録を持つ。講演では下積み時代や現役時代の回想をまじえながら勝負の厳しさなどについて1時間余りにわたって熱弁を繰り広げた。講演後には恒例となっている業者間の情報交換会も行われた。
MBクラブは不動産会社間の実務的な情報交換、相互連携を目指し、月に1度の割で研修会を開催。現在、本州コーポレーション、安田信託銀行、郵船不動産、第一恒産、菱電不動産、浜ゴム不動産、日興不動産、京急不動産などが名を連ねている。
■三井不、連結業績予想を下方修正 経常利益は115億円を見込む
三井不動産は平成8年3月期(平成7年4月1日~平成8年3月31日)の連結決算業績予想について、昨年6月21日連結決算発表時の業績予想を修正した。連結子会社である三井不動産販売の通期業績予想の修正に伴うもの。経常利益は前回予想から4.2%減の115億円に、当期利益は同じく60%減の40億円に修正した。これにより平成7年3月期と比べて経常利益は約21%増、当期利益は約56%減となる。1兆2000億円の売上高予想は前回予想時と変わらず。