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ニュースフラッシュ

1996.01.15 16:24

■ビル経営管理士の更新講習実施 平成3年度登録者1400名が対象に
 (財)日本ビルヂング経営センターでは、資格発足後5年目を迎えたビル経営管理士資格について、初年度(平成3年度)の資格登録者を対象に「更新講習」を行う。実施方法は、まず8月から11月までの4ヵ月間をテキストによる在宅学習期間とし、その後、①小論文提出、②スクーリング、③指定セミナー受講のいずれかを選択するというもの。小論文のテーマは賃貸ビル経営管理に関するもの。スクーリングは11月中旬に、耐震改修新法など新たな情報を盛り込んだ講習を受講する。また指定セミナーは、8月から来年1月までの間に開かれる同センター主催の特別研修セミナーに2回することが条件。受講申込書の頒布および受付は4月から6月までの間に行う。
 ビル経営管理士資格は平成3年度に創設され、これまでに1800人強が登録。このうち初年度の登録者が1414人を占めている。

■コンサルビジネス研究会開催 商業施設の有効活用など講演
 サテライトコンサルティングパートナーズが行っているコンサルティングビジネス研究会の第17回月例会が1月24日、東京都千代田区の中央大学駿河台記念館で開催される。
 講演内容は一般建築士でユニ総合計画社長の秋山英樹氏による「100年建築定借マンション」と、ジャスマック社長の葛和満博氏による「商業施設の有効活用」。秋山氏はつい先頃、著書「定借マンションは損か得か」を出したばかりで、設計士の立場からの定借問題の論客として知られる。また葛和氏は新宿、渋谷をはじめ全国各都市でオリジナル性の高い商業施設を多数企画・運営している。月例会終了後、懇親会も予定され、参加費は講演込みで6000円。




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