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清水建設 防災のオペレーション 新支援システムを開発

1996.05.15 10:49

 清水建設(本社東京都港区・今村治輔社長)では、防災センターオペレーション支援システムを、業界に先がけて開発した。同社の支援システムは、大規模複合施設や、高層ビルの火災など突発的な事故発生時に、防災センター要員が、より迅速な対策を取れるもの。防災センターに待機する要員は、常に変化する災害状況、また事故処理に関して的確な対応を、ガイダンスメッセ-ジを通じて、リアルタイムに対応することが出来る。本システムは、既に多くのビルで実績を挙げている、「BECSS(シミズビル環境制御システム)」をベースに作られている。制作に当たっては、清水建設が、これまで手掛けた多くのビルの、防災計画などの設計ノウハウが生かされており、防犯などにも関わる建物内の様々な緊急事態に対し、文字情報による、ガイダンス表示がされるのが特徴。




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