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まどりLABO AIで間取りと内装イメージを出力 一級建築士の無料相談サービスも

2025.10.20 11:35

 まどりLABO(東京都大田区)は15日、日本で初めて住む人がAIを活用して「間取りAI生成」と「3DイメージAI生成」ができるサービスと、一級建築士に1週間無料で相談できるサービスを同時リリースした。
 同社は2024年9月、日本で初めて注文住宅の間取りをAIで無料自動生成するサービス「まどりLABO」β版を公開。今回は入力した希望から2Dの間取り図と3Dイメージ画像を同時に生成できる機能をリリースした。階数や部屋数、土地条件を入力するだけで、3分程度で3Dイメージが作成される。
 専門的なソフトやスキルは不要。希望条件を入力するだけで、家具の配置や光の入り方、生活動線などの空間イメージを直感的に確認できるようになるという。また、生成された3Dイメージはハウスメーカーや工務店との打ち合わせにも活用することができる。
 無料オンライン相談サービスは、ユーザーが一級建築士に直接相談できるもの。AIによる間取り提案に専門家の知見を組み合わせることで、家づくりの不安や疑問をより確実に解消できる仕組みという。同サービスでは、一級建築士との1時間のオンライン面談とその後1週間のメール相談が無料で利用可能。さらに初期ユーザーに限り、期間中は何度でも無料で相談できる特典を用意している。
 まどりLABOでは「AI×一級建築士」の融合により、家づくりの初期段階から専門的なサポートを受けられる新しい家づくりを提供。間取りの作り手が建築会社から住む人に変わるという「家づくり2・0時代」の加速を目指すとしている。




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