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JR東日本 オフィスビル7棟いずれも好調 平成9年には恵比寿駅ビルも完成へ

1995.08.15 17:12

 JR東日本のオフィスビル事業が好調だ。現在稼働中のビルはJR信濃町駅ビル、JR八丁堀ビル、メトロポリタンプラザなど全部で7棟だが、いずれも100%近い入居率を維持している。大半のビルが駅直結あるいは目前という鉄道会社ならではの立地面の強みが大きく反映しているものといえる。
 同社の不動産事業は社内の関連事業本部オフィス・マンション事業課が中心となって行っている。
 現在8棟目のビルとして建設が進んでいるのが、平成9年に完成予定の「恵比寿駅ビル」(仮称)。
 14階建て、基準階面積が約600坪という大規模ビルで、全体の延床面積は約1万6600坪。オフィススペースはこのうち7階から14階までの約4800坪になる。
 この恵比寿駅ビルはJRの埼京線延伸計画とも連動するもの。恵比寿ガーデンプレイスやネオナートなどこのところ急激にオフィスビルの整備が進む同地区だけに今後の動向が注目される。




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