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商業用不動産業界専門メディア「estie 不動産情報ポータル」開設

2025.05.19 11:01

売買情報からオリジナル記事まで毎日無料で配信
　ｅｓｔｉｅ（東京都港区）は今年３月、商業用不動産専用メディア「ｅｓｔｉｅ　不動産情報ポータル」を開設した。
　ｅｓｔｉｅはこれまでに「ｅｓｔｉｅ　マーケット調査」や「ｅｓｔｉｅ　レジリサーチ」といったオフィスを中心とした商業用不動産のデータ分析基盤、「ｅｓｔｉｅ　案件管理」などの業務支援ツールなどを提供してきた。これまで培ってきたデータやテクノロジーを駆使したサービスを企画し、ニュースサイト・ポータルサイトの機能を備えた「ｅｓｔｉｅ　不動産情報ポータル」の開発に至った。
　ＶＰ　ｏｆ　Ｄｅｓｉｇｎの荒井謙氏は「『ｅｓｔｉｅ　不動産情報ポータル』では、デベロッパーや不動産仲介会社をはじめ、ビルオーナー、管理会社、物件の取得を検討する投資家層まで、不動産に関わる方が広く活用できるように設計しています」と話す。
　「ｅｓｔｉｅ　不動産情報ポータル」ではデータベースや専門的知見を活用したオリジナルの記事を毎日配信。物件の売買情報、Ｊ－ＲＥＩＴの開示情報、不動産会社のニュースリリース、独自で調査したオフィスの移転情報まで幅広く掲載している。内覧会情報を除いたすべてのコンテンツが会員登録なしで閲覧可能。専門的でタイムリーな不動産情報を得られることが最大の売りだ。「ｅｓｔｉｅ　不動産情報ポータル」では、直近１週間の大規模な募集が開始・終了したオフィスビルの情報が掲載されている。「ｅｓｔｉｅ　マーケット調査」を契約しているユーザーであればさらに詳細な情報にサイトからアクセスすることが可能。「ｅｓｔｉｅ　不動産情報ポータル」を起点に、スムーズな流れでｅｓｔｉｅの様々なサービスを利用することができることも特徴の１つだ。
　「『ｅｓｔｉｅ　不動産情報ポータル』では、『ビルを新築した』、『売買した』というビルオーナー様からの問い合わせを随時受け付けています。ニュースバリューの大きい情報は、詳細をヒアリングした後にサイト上で掲載します。現在は売買の記事がメインですが、ゆくゆくは記事のカテゴリをさらに広げていく予定です」（荒井氏）。
　ローンチして１カ月の時点で、毎日数百単位でのアクセスがあるという。今後は情報の詳細検索システムの整備等を予定。テクノロジー、データ、オペレーションの３軸を持つ同社の新規事業に注目だ。