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TFTのビジネス支援施設 用途に合わせた3種のホール 単独の使用から一体利用も可能 最大270坪より80坪まで対応

1996.05.01 11:23

 臨海副都心の商業複合ビル、TFTが多数の来場者を集め、賑わいを見せている。中でも国際展示場と隣接する、同ビルのTFTホールは予約が目白押しだ。一般からの申し込みにも対応する、ホールの概要を報告する。
 東京ファッションタウン(本社東京都江東区・牧野洋一社長)の経営するTFTビルは4月上旬、グランドオープンを迎え、同社の提案する生活文化産業の情報発信拠点に呼応した、多くのテナント、店舗が入居、好調なスタートをきった。
 同ビルは、東館と西館からなり、東館延床面積約3万7000坪、最大ワンフロア面積約3000坪と、広い空間を構築的できる造りになっている。こうした巨大空間を実現するとともに、コンベンション及び、ビジネス施設が併設されているのが特徴。TFTホールは、多彩なビジネス支援に対応する為、用途に合わせて、約270坪のTFTホール1000、約140坪の同500、約80坪の同300と3種類のホールを用意している。
 「TFTホール1000には、ファッションショーを始め、展示会などに適したスペースで、また、TFTホール300では、単独でのパーティー、写真撮影など多目的な利用が可能です。こうしたホールの利用には、入居するテナント企業にも、積極的に利用して頂きたいと思いますが、外部の一般ユーザーにも、研修やイベント会場など多種多様なニーズに対応出来る造りになっていますので、幅広くアプローチしていきたいと思います」(東京ファッションタウン・総務部部長・藤原杏友氏)。同氏が語るように、5月28日からは、東京ファッションタウンフェスティバルがTFTホール1000で、5月24日からは、国際シンポジウムがTFTホール500で、それぞれ開催される。料金は、全日(9時~21時)使用基本料金、ホール1000で100万円。ホール500で50万円。その他各種、映像、音響、照明などセット価格が設けられている。




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