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三菱電機ビルテクノサービス 昇降機の被災事故ゼロを目指し全国で安全キャンペーンを開催

1996.08.01 11:40

 三菱電機ビルテクノサービス(小林凱社長)では、今年も、昇降機利用者の被災事故ゼロを目指して、「’96三菱エレベーター・エスカレーター安全キャンペーン」を開催する。
 7月1日から、3ヶ月間にわたり、全国の12支社で行われる、安全キャンペーンでは、子供から、高齢者、及び障害者の方までを対象とした、利用説明会を実施。
 さらに、ビルやマンションの管理者、オーナーの人達を対象にした、管理説明会も同時にとり行われる。
 こうした、エレベーター等の利用者被災事故防止を目的とした、キャンペーンは、今年で17年目を迎え、毎年各地区の支社単位で工夫を凝らした、啓蒙活動が行われている。
 特に今年からは、高齢者、障害者、さらに介護、看護者の方々を対象とした、車椅子での小小売りの利用方法や、緊急時の対応などを、解りやすく説明する、利用者説明会が新たに、加えられている。
 こうした背景には、平成6年9月に施行された「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」通称ハートビル法がある。法律では、スーパーや、百貨店などの商業施設での(不特定多数の人々が利用する建物)昇降機に関する基準も設けられている為である。
 キャンペーンは、基本的には社員の手づくりで、企画から運営まで行なわれ、夏休み期間を中心に各地で展開される。




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