週刊ビル経営ビルモール

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☆不動産業界トピックス2018年8月6日
▼ダイキン工業 屋外用エアコン製品化へ実証実験
 ダイキン工業(大阪市北区)は7月23日から25日まで東京都環境局が東京ミッドタウン日比谷で開催した「暑さ対策技術等の展示」に、開発中の屋外用エアコンを出展した。
 今回の展示では屋外用エアコンを体感した一般来場者を対象に都環境局がアンケートを通じて感想や意見を募り、暑さ対策としての効果を実証。同社は屋外用エアコンの将来的な製品化に向け、都の実証結果を基に外用エアコンが新たな価値を有するものとして世の中に受け入れられるかどうかを検証する。
 近年、温暖化を背景に屋外のイベント会場などが熱中症対策に取り組んだり多くの飲食店が外国人観光客の好みに合わせてテラスを設置したりしており、屋外の快適性向上に対するニーズが高まっている。
 開発中の屋外用エアコンは吸い込んだ空気から取り除いた熱を天井面から上部に排出し、本体の側面から周囲に冷風を届けるヒートポンプ式。4方向に強力な冷風を吹き出し、周囲の半径約3mの範囲まで涼しい空間を提供する。
 またタワー型で周囲の外観と調和するデザインを採用しており、カフェのテラスや公共施設の屋外休憩スペースなどの人が集まる空間に置くことができる。
 一般的なエアコンの室内機、室外機に相当するユニットが一体になっているため、冷媒配管工事が不要でどこでも運転が可能。また、屋外の暑熱対策として一般的なミスト発生装置や冷風扇のように気化熱を利用するのではなく、ヒートポンプ技術による熱交換で湿気の少ない冷風を直接届けるので、給水配管工事が不要かつ本格的な暑熱低減効果が得られるという。



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