週刊ビル経営ビルモール

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☆不動産業界トピックス2018年7月9日
▼サンヨーホーム 「居ながら施工」が可能な「JSPAC工法」
 売買仲介や宅地開発などの不動産業を展開する総合不動産会社のサンヨーホーム(茨城県牛久市)は、それら事業と共に建物の耐震診断・耐震工事にも注力。関西エリアでも成果を上げている。
 同社が得意とする耐震工法は「JSPAC(ジャスパック)工法」といい、柱自体の強度を高めるもの。既存の柱を強度の高いグラウトと職人の手で持ち運び可能なプレートで覆った上で、靭性(粘り強さ)の高い専用の繊維シートを巻き付けることで耐震性を高め、且つ既存内装の美観を損なうことなく仕上げる。加えて施工箇所のみに囲いを造り工事に取り掛かるため、既存テナントが退去せずに「居ながら施工」が可能な点も特長的だ。
 同社の関西支店は耐震改修促進法の施行前に開設。その時に大阪市中央区にテナントビルを保有する不動産会社の耐震診断・耐震工事も行った。サンヨーホームにオーナーが依頼した理由について関西支店・営業課の植栄昭氏は「テナントを退去させる際の違約金を抑えたいとの思いと、やはりテナントが居ながら施工できる点にあると思います」と語る。実際、耐震補強工事が完了に至るまで工程は全て問題なくスムーズに終了。約4カ月で作業は終わり、オーナーからも感謝されたとのこと。植氏は「他の工法で耐震化を図る場合、なかにはテナントを退去させたうえで共用通路などを潰してしまうケースもあります」と語り、テナントビルにとってこの「JSPAC工法」が如何に最適かを指摘した。
 また同社は耐震化で必要になってくる自治体への申請や助成金の手続き代行、金融機関との相談といったバックアップ体制を整えている点も強みだ。特に高額となる耐震補強設計及び補強工事費への助成金の手続き代行は、オーナーからの依頼が多く同社も積極的に協力するところ。様々なタイプの物件で耐震補強設計及び補強工事の実績があるため、物件のニーズに合わせた最善のコンサルティングを提供可能である。



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