週刊ビル経営ビルモール

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☆不動産業界トピックス2018年4月16日
▼三井不動産 「霞が関ビルディング」が竣工50周年
 三井不動産(東京都中央区)が手掛けた日本初の超高層ビルが今月12日、竣工50周年を迎え、記念イベントを4月12日〜5月31日まで開催する。
 1968年に竣工した霞が関ビルディングは高さ147m、36階建ての日本初の超高層ビル。建設以前はビルの高さが31mまでに制限されていたが、1960年代建築基準法をはじめとした制度や法律が改正され、高さ31mを超える高層ビルの建築が可能になり、霞が関ビルディングが誕生した。
 その時代ごとの働き方へのニーズを捉え、1989年、1999年、2006年と計3回の大規模なリニューアルを行いながら、最新の設備へのアップグレードやBCP対応などを実施。50年を経てもなお、最新鋭のビル機能を備えた霞が関ビルディングは他に類を見ない、まさに三井不動産の都市開発コンセプト「経年優化(時を経るにつれて成熟し、さらに価値を高めていく)」の思想を体現するビルとして高い評価を受けている。
 さらに、霞が関エリアの発展にも貢献した。ビルが竣工した年には「霞ヶ関」駅の利用客数が約2倍に増加し、その結果、1971年には地下鉄千代田線の大手町駅と霞ヶ関駅間の運行が開始するなど、交通網の発達にも大きく寄与。また、日本初の広場を備えたビルとして緑や人々の憩いの場を確保し、ビジネスマンのみならず多くの一般客もにぎわう霞が関エリアへと変貌。2001年には当時としては最大規模のFPI手法を用いた官民一体となる広場空間が拡充され、音楽会や霞の打ち水など交流が進められている。
 ビルとしての基本性能を継続的に強化していくことに加え、企業活動の課題に対するソリューション提供を積極的に行い、「経年優化」を進化させ、この理念のシンボルとなるよう霞が関ビルディングはこれからも進化を続けていく。




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