週刊ビル経営ビルモール

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☆不動産業界トピックス2018年2月12日
▼リアルゲイト 渋谷にスタートアップ向けオフィス開設
 都内で31棟のオフィスビルを企画・運営するリアルゲイト(東京都港区)は渋谷区桜丘町にスタートアップ企業のためのコミュニティオフィスビル「SLACK SHIBUYA(スラック シブヤ)を3月にオープンする。入居時の初期コストを全額免除できるプログラムを準備するほか、スタートアップ企業の支援に特化した環境づくりで企業の成長をサポートする。先行内覧会予約も受付を開始した。
 「SLACK SHIBUYA」は、「渋谷」駅徒歩5分の築40年、地上11階地下1階のビンテージマンションをリノベーション。オフィス・会議室・イベントスペース・共用ラウンジ・ルーフトップテラスなどからなるスタートアップ企業の支援に特化したコミュニティオフィスビルである。スタートアップ企業や中小企業がよりクリエーティブに、より快適に働けるオフィス空間と様々なサポートプログラムやサービスを提供していく。施設名にもなっている「SLACK」とは「ゆるさ、落ち着き、リラックスしている状態」のこと。
 「SLACK」な空間だからこそ「ヒトとモノ」がつながり、自由な発想を刺激する。クリエーティブなワークスタイルを表現できる「SLACK SHIBUYA 」から世界を巻き込むスタートアップ企業を生み出し、新たなムーブメントを創るのが狙いだ。
 大企業での働き方改革への意識が高まる昨今、サードプレイスオフィスの設置や在宅勤務の導入に注目する企業が増えている。また、大企業のほかにもIT機器を駆使して様々な場所で仕事をするノマドワーカーや多様な働き方をするスタートアップ企業の出現など、働き方の変化に伴いオフィスのあり方や働く環境への意識も高まってきている。しかし、創業間もないスタートアップ企業や会社規模の変化が激しい中小企業にとっては、オフィス移転や会社立ち上げの際に必要となる初期コストがネックとなりオフィス開設の断念や働く環境を妥協する企業も少なくない。そこで、こうした企業層がより挑戦しやすい環境を提供できるよう同社の運営物件の入居者、約1040社・460人(2017年10月時点)のスタートアップ企業や中小企業の運営実績や審査実績を生かし、初期コストの全額免除・一部免除のプログラム導入へと至った。
 同社は「SLACK SHIBUYA」という新しいコミュニティの場を通して人が集まる場所としてのオフィスのあり方を提案し、スタートアップ企業がより快適に、より自由に働ける環境やシステムづくりを目指すと同時に競争力が低下した不動産に新たな価値を創造していく方針である。



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